こんにちは。笑顔のリフォームプランナー、京都市右京区の井尻工務店です!

今日は防蟻処理や害虫駆除・害獣駆除などをお願いしている会社の社長と、北区にお住まいのお客様のお宅の白蟻調査に伺いました。

ひと通り調査が終わり、入り口の門扉の辺りで 転倒防止の斜架材の木材種と白アリの好みなどについてあれこれ話されていた時です。

『そうそう、ところでこの表面の傷、何かご存知ですか?』と。


この矢印の先にある画鋲の跡みたいな傷。

⁇⁇

今日初めてここへ来たこの人が知ってる傷?って事は虫の食い跡?獣の爪?...にしては小さいし...⁇⁇

皆さん何か分かりますか?

実はこいつらなんだそうです。


そう、蝉の幼虫が羽化する為に えっちらおっちら登った足跡。

長い月日を土の中でじっと耐え(耐えてる自覚があるのかはわかりませんが...)ついに飛び立つ時を迎え、その最後の足場へと続く道のりを 踏み締め歩んだ証。堅木に刻まれる力強い足跡です。

ずいぶんとたいそうに書きましたが、他の誰かが見ても、これは彼の足跡である、と断言してもらえるような、そんな足跡を残せる人間でありたい、と感心したので...ちょっと大げさですかね!

まあ、現場にホントの足跡残しちゃあ 怒られますけどね!

なんでもない景色の中にも 色々な学びがあるもんだなと 感動した土曜日の午後でした!

では、また!


満開です!